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ゼルダ無双のストーリーはひどい?5つの理由と評価の全貌

ゼルダ無双のストーリーはひどい?5つの理由と評価の全貌
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「ゼルダ無双のストーリーがひどい」——。

もしあなたが『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のファンで、その100年前を描くという『ゼルダ無双 厄災の黙示録』に期待を寄せていたなら、この不穏なキーワードに不安や怒りを感じているかもしれません。

あるいは、すでにプレイして「期待と違った…」と、モヤモヤした感情を抱えている方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、「ゼルダ無双のストーリーがひどい」という評価が、具体的にどこが批判されているのかを、分析しながら徹底的に解き明かしていきます。

先に結論を言えば、この「ひどい」という評価は、主に2020年に発売された『ゼルダ無双 厄災の黙示録』に向けられたものです。

そしてその理由は、ゲームの品質が低いからではなく、多くのファンが期待した「BotWの正史(前日譚)」と、実際の「if(パラレルワールド)ストーリー」との間に、あまりにも大きなギャップがあったためです。

この記事が、あなたの疑問や不満、あるいは購入前の不安を解消するための一助となれば幸いです。

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目次

結論:「ゼルダ無双」のストーリーがひどいと言われる理由

「ゼルダ無双」と一口に言っても、実は大きく分けて2つの作品が存在します。

そして、「ストーリーがひどい」というネガティブな評価がどちらに向けられているかを理解することが、この問題の核心を知る第一歩です。

主に「厄災の黙示録」のストーリーが賛否両論

まず整理しておきましょう。「ゼルダ無双」には以下の2作品があります。

  1. 『ゼルダ無双』(2014年 / Wii U, 3DS, Switch)
    • 通称:初代ゼルダ無双、ハイラルオールスターズ
    • 内容:『時のオカリナ』『トワイライトプリンセス』など、歴代ゼルダ作品のキャラが集結するお祭りゲーム(クロスオーバー作品)
  2. 『ゼルダ無双 厄災の黙示録』(2020年 / Switch)
    • 内容:『ブレス オブ ザ ワイルド(BotW)』の100年前に起きた「大厄災」を描く、と宣伝された作品

「ストーリーがひどい」という文脈で語られるのは、圧倒的に後者の『厄災の黙示録』です。

初代『ゼルダ無双』は、最初から「異なる世界のリンクやゼルダが出会うお祭りゲー」として世に出たため、ストーリーは「if(もしも)」であることが前提でした。

ファンもそれを理解した上で楽しんでおり、ストーリーに対する深刻な批判はほとんど見られません。

問題は、『厄災の黙示録』が「BotWの前日譚」と銘打たれて発売された点にあるのです。

最大の理由は「BotWの前日譚」ではなかったこと

『ブレス オブ ザ ワイルド』(BotW)をプレイした人なら誰もが知る、100年前の「大厄災」。

それは、ハイラル王国が滅び、4人の英傑たちが命を落とし、リンクが深い眠りにつくという、どうしようもなく「悲劇的な結末」を迎える戦いでした。

多くのファンは、『厄災の黙示録』で、その悲劇的な歴史を「追体験」できると期待していました。

BotW本編では断片的にしか語られなかった、英傑たちの最期や王国の滅亡を、プレイヤー自身が「無双」という形で体験できると信じていたのです。

しかし、現実は異なりました。

『厄災の黙示録』のストーリーは、ある時点からBotWの歴史とは異なる道を歩み始めます。

それは「ifストーリー」、あるいは「パラレルワールド」と呼ぶべきもので、BotWで確定していたはずの「悲劇」が覆されていく展開(いわゆるハッピーエンド)が描かれたのです。

この「期待していた前日譚(悲劇)」と「実際に提供されたif(救済)」との巨大なギャップこそが、「ストーリーがひどい」「裏切られた」「前日譚詐欺だ」という強烈な批判を生み出す最大の原因となったのです。

【厄災の黙示録】ストーリーが「ひどい・期待外れ」と言われる5つの批判点

では、具体的に『厄災の黙示録』のストーリーは、どのような点が「ひどい」あるいは「期待外れ」だと批判されているのでしょうか。

BotWを愛するファンが感じた違和感を、5つのポイントに整理しました。(※物語の核心に触れるネタバレを最小限にしつつ解説します)

批判点1:「前日譚」というより「ifストーリー」

これは前述の通り、最大の批判点です。

「BotWの100年前を描く」と大々的に宣伝され、任天堂公式のPVや紹介でも「前日譚」という言葉が使われていました。

しかし、実際には物語の序盤でBotWの世界線から分岐してしまいます。

ファンからすれば、「悲劇的な結末を知っているからこそのカタルシス」や「絶望的な戦いを体験する覚悟」を持ってゲームを始めたのに、全く異なる結末(救済)に向かっていく物語を見せられたわけです。

これが「話が違う」という不信感に繋がりました。

批判点2:謎のガーディアン「テラコ」の存在

物語の分岐点として機能するのが、本作のオリジナルキャラクターである小さなガーディアン「テラコ」です。

テラコは「未来(=BotW本編の世界線)」から「過去(=大厄災が始まる直前)」へとタイムスリップし、悲劇を回避するために歴史に介入します。

このテラコの存在自体が、BotWの世界観にはなかった「ご都合主義的な装置」として、多くのプレイヤーに受け入れられませんでした。

悲劇を回避するためのキーアイテムが、あまりにも唐突に登場したと感じられたのです。

批判点3:未来からの介入(未来の英傑たち)

テラコの介入は、それだけにとどまりません。

物語が進むと、BotW本編の時代(100年後)から、シドやルージュ、テバ、ユン坊といった「未来の英傑たち」までもが過去に召喚されてしまいます。

BotW本編で、過去の英傑たちの遺志を継いで奮闘していた彼らが、過去にやって来てオリジナルの英傑たちと共闘する展開は、熱いクロスオーバーであると同時に、「何でもあり」な展開として物語の緊張感を著しく削ぐ結果となりました。

批判点4:ご都合主義とハッピーエンドへの違和感

未来からの介入やテラコの活躍により、本来(BotWの歴史では)死ぬはずだったキャラクターが救われ、絶望的な状況が次々と好転していきます。

BotW本編が、そうした「悲劇」の上に成り立っていた物語であっただけに、その悲劇自体を「なかったこと」にしてしまうような展開は、ご都合主義的であり、BotWで描かれた「100年間の重み」や「リンクが背負った孤独」までもが軽く扱われてしまった、と感じるファンが多かったのです。

批判点5:一部キャラクターの解釈違いや描写不足

ifストーリーであることに加え、一部のキャラクターの性格描写がBotW本編と異なる、という指摘も少なくありません。

特にゼルダ姫やハイラル王の描写については、「BotW本編で感じた人物像と違う」といった違和感や、掘り下げ不足を指摘する声があります。

また、本来なら絶望的な状況下であるはずが、無双ゲーム特有の明るいノリで進むシーンもあり、シリアスな展開を期待していた層とのミスマッチが起きました。

【厄災の黙示録】なぜ公式は「前日譚」と宣伝したのか?

これほどの内容の乖離がありながら、なぜ開発・発売元(任天堂およびコーエーテクモゲームス)は本作を「BotWの前日譚」として宣伝したのでしょうか。

ここには、批判を覚悟の上での意図があったと考えられます。

開発陣が語った「if展開」にしたかった理由

本作の開発者インタビューによれば、「BotWで描かれた悲劇的な結末を知っているからこそ、そこに至らない『もしも』の展開を描きたかった」という趣旨のコメントがなされています。

開発陣は、BotWのファンであればあるほど、英傑たちに救われてほしい、幸せになってほしいと願う気持ちがあることを理解していました。

そのファンの「願い」に応える形で、あえて「ifストーリー(救済の物語)」を選択した、と解釈できます。

悲劇的な結末が確定している物語をそのままなぞるだけでは、プレイヤーの体験としてカタルシスが得られにくい、と考えたのかもしれません。

「100年前の悲劇」への入り口ではあった

一方で、「前日譚」という言葉が全くの嘘だったかというと、そうとも言い切れません。

物語は確かに「BotWの100年前」から始まります。

そして、テラコが介入するまでは、BotWの歴史と同じ時系列をたどっています。

つまり、『厄災の黙示録』は、「BotWの100年前に起こった出来事をベースにした、そこから分岐する一つの可能性(パラレルワールド)の物語」というのが正確な表現でしょう。

「前日譚」という言葉は、あくまでも物語の「入り口」を示すキャッチコピーであり、その先に待つのが「正史」か「if」かまでは、あえて伏せられていた(あるいは、マーケティング的に「前日譚」という言葉が最もキャッチーだった)と考えられます。

【厄災の黙示録】ストーリーを「評価する」声・擁護する意見

もちろん、本作のストーリーを「ひどい」と感じる人ばかりではありません。

むしろ、「最高だった」「泣いた」と絶賛する声も非常に多く、だからこそ「賛否両論」となっているのです。

評価点1:英傑たちが救われる「救済」の物語

批判の的となった「ifのハッピーエンド」ですが、これこそが最大の評価点だと捉えるファンも多くいます。

BotW本編で、彼らの無念や悲劇的な最期を知れば知るほど、「生きてほしかった」「幸せになってほしかった」と願うのは自然な感情です。

『厄災の黙示録』は、その「叶わなかった願い」を真正面から叶えてくれる物語であり、BotWで感じた悲しみや無力感を浄化してくれる「救済の物語」として、高く評価されています。

評価点2:BotWでは見られなかった「100年前」の日常と共闘

BotW本編では、100年前の出来事は「思い出(記憶)」として断片的にしか描かれませんでした。

『厄災の黙示録』では(ifではあるものの)、英傑たちがまだ生きていた頃の、生き生きとした姿、仲間たちとの掛け合い、リンクやゼルダとの共闘がふんだんに描かれます。

特に、BotWでは敵としてしか登場しなかったカースガノンと英傑たちが対峙するシーンや、英傑たち全員が揃って戦う姿は、多くのファンが見たかった「夢の展開」であり、本作でしか味わえない魅力です。

評価点3:魅力的なオリジナルキャラクター(テラコ・スッパ)

批判の的ともなったテラコですが、その健気な姿やストーリー終盤での活躍に「感動した」「テラコが大好きになった」という声も多数あります。

また、BotWでは敵幹部として登場したイーガ団の「スッパ」についても、本作で過去が深掘りされ、非常に魅力的なキャラクターとして再評価されています。

ストーリー以外の評価は?「無双ゲーム」としてはどう?

ここまでストーリーを中心に賛否両論を解説してきましたが、本作は「ゼルダ無双」であり、アクションゲームとしての側面も非常に重要です。

では、「無双ゲーム」としての出来はどうなのでしょうか。

アクションの爽快感と「BotW」の再現度

結論から言うと、アクションゲームとしての評価は非常に高いです。

「一騎当千」の無双アクションの爽快感はそのままに、BotWの主要システムである「シーカーアイテム(リモコンバクダン、アイスメーカー等)」「ラッシュ(ジャスト回避)」「ウィークポイントゲージ(敵の体勢崩し)」が見事に融合されています。

BotKの世界を、リンクだけでなくゼルダや英傑、さらには(if展開のおかげで)未来の英傑たちまで操作して駆け回れるのは、本作ならではの体験です。

キャラクターのモーションや再現度も非常に高く、BotWファンならニヤリとする要素が満載です。

膨大なやりこみ要素とキャラクター育成

無双シリーズの例に漏れず、やりこみ要素も膨大です。

メインストーリー以外にも、ハイラルの各地を解放していく膨大な数のサブミッション、武器の収集・強化、キャラクター育成、料理など、ストーリークリア後も長く遊べる要素が詰まっています。

ストーリーが合わなかった人でも、「アクションや育成が面白くてハマってしまった」というケースも少なくありません。

【比較】初代「ゼルダ無双」のストーリー評価は?

『厄災の黙示録』が「ひどい」と言われる背景を解説してきましたが、ここで初代『ゼルダ無双』(ハイラルオールスターズ)のストーリー評価についても触れておきます。

完全なお祭りゲーとしての「ifストーリー」

前述の通り、初代『ゼルダ無双』は、異なるゼルダ作品の世界が魔女によって繋げられてしまう、という完全なクロスオーバー(お祭りゲー)です。

プレイヤーは最初から「これはBotWとは関係ない、パラレルワールドのお話だ」と理解してプレイするため、『厄災の黙示録』のような「前日譚だと思ったのに」というギャップ(裏切り)が存在しません。

シリーズファンが喜ぶクロスオーバーと掛け合い

ストーリーの主軸は、本作オリジナルのキャラクター(ラナ、シア)ですが、魅力はむしろ、作品の垣根を超えたキャラクター同士の出会いや掛け合いにあります。

『時のオカリナ』のリンクと『トワイライトプリンセス』のミドナが出会ったり、『風のタクト』のテトラがハイラル王国の戦いに参戦したりと、シリーズファンであればあるほど楽しめる「もしも」の展開が詰まっています。

ストーリーが「ひどい」という批判はほとんどなく、「お祭りゲーとしてよくできている」という評価が一般的です。

結論:『ゼルダ無双 厄災の黙示録』はどんな人におすすめ?

さて、賛否両論ある『厄災の黙示録』ですが、結局のところ、どういう人がプレイすべき(すべきでない)のでしょうか。

この記事の結論として、明確な判断基準を提示します。

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おすすめな人:BotWの「ifハッピーエンド」が見たい人

「BotW本編は悲しすぎた」「英傑たちには幸せになってほしかった」「ミファーに救いがあってほしい」——。

もしあなたが、BotWの悲劇的な結末に対して、少しでも「もしも救われる道があったなら」と願ったことがあるならば、本作はその願いを叶えてくれます。

これは「もう一つの100年前」の物語です。

おすすめな人:英傑たちを操作して無双したい人

ストーリーは二の次でも、「ミファーやウルボザ、リーバル、ダルケルを自分で操作して、縦横無尽に戦いたい!」という人には絶対におすすめです。

BotWの世界観で爽快な無双アクションを楽しめる唯一無二のゲームであり、アクション部分の出来は折り紙付きです。

おすすめしない人:BotWの「正史」としての悲劇を追体験したい人

これが最も重要な警告です。

あなたが『厄災の黙示録』に、BotW本編で語られた「100年前の悲劇の正史」や「絶望的な戦いの追体験」を求めているのであれば、絶対にプレイしてはいけません

あなたが期待するものは、そこにはありません。

99%の確率で「ストーリーがひどい」「裏切られた」と感じることになるでしょう。

まとめ:ストーリーは「ひどい」のか? 向き合い方次第

『ゼルダ無双 厄災の黙示録』のストーリーが「ひどい」という評価は、決してゲーム自体のクオリティが低いからではなく、BotWファンが抱いていた「期待」と、公式が提示した「答え」が大きく食い違っていたことから生じた、ある種の「悲劇的なすれ違い」だと言えます。

「BotWの前日譚」として期待すれば期待するほど、その評価は「ひどい」ものになるでしょう。

しかし、「BotWの世界観を使った、もしものパラレルワールド(救済の物語)」であり、「英傑たちを操作できる最高のキャラゲー」として向き合うことができれば、これほどまでにBotWファンの願いを叶えてくれた作品はない、とも言えます。

もし購入を迷っているなら、あなたがBotWの100年前に「悲劇の追体験」を求めるのか、それとも「ifの救済」を求めるのか、自問自答してみることをお勧めします。

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